医院ブログ
2026年09月12日

どれがいい?セラミックの種類とそれぞれの特徴!

こんにちは。台東区根岸、JR「鶯谷」駅南口より徒歩3分、日比谷線「入谷」駅2番出口より徒歩3分にある歯医者「うぐいす歯科クリニック」です。

セラミック治療をするならどれがいいのか考える人達

セラミック治療を検討しているものの「セラミックにはどのような種類があるの?」「種類によって何が違うの?」と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

ひと口にセラミックといっても複数の種類があり、使用する材料によって見た目や強度などに違いがあります。そのため、治療を受ける際は、それぞれの違いを理解したうえで選択することが大切です。

また、セラミック治療にはメリットがある一方、治療前に知っておきたいデメリットもあります。治療後に納得できる状態を目指すためにも、メリットとデメリットの両方を確認しておきましょう。

本記事では、セラミック治療の基本やセラミックの種類、治療のメリット・デメリットについて詳しく解説します。セラミック治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

セラミック治療とは

セラミック治療に使用するインレー

セラミック治療とは、虫歯などで削った歯を、セラミックを使った詰め物や被せ物で補う治療です。簡単にいうと、削って失われた部分を人工物で補い、噛むために必要な形や見た目を整える治療の一つです。

たとえば、虫歯がある場合は悪くなった部分を取り除くために歯を削ります。削った範囲が小さい場合には詰め物、歯を広い範囲で覆う場合には被せ物を使用します。歯科では、詰め物をインレー、被せ物をクラウンと呼ぶこともあります。

歯を補う材料には、セラミック以外にも金属や歯科用レジンなどがあります。セラミックは歯に近い色を再現できるため、治療した部分の見た目を自然に整えたい場合に選択肢となる材料です。

セラミックには複数の種類があり、材料によって見た目や強度などが異なります。どれを選ぶかは見た目だけではなく、治療する歯の場所や噛み合わせ、残っている歯の状態なども確認しながら判断します。

セラミックの種類とそれぞれの特徴

天然歯のような透明感があるオールセラミックの歯

セラミックとひと口にいっても、歯科治療で使われるものには複数の種類があります。種類によって使われている強度や見た目などが異なるため、それぞれの違いを知っておくことが大切です。ここでは、セラミック治療で使われる素材の主な種類について、一つずつ詳しく解説します。

オールセラミック

オールセラミックは、金属を使わず、セラミックだけで作られた素材です。

歯に近い白さに加えて、光を通すことで天然歯のような透明感を表現しやすく、周りの歯と調和した、自然な仕上がりが期待できます。そのため、笑ったときや会話をするときに見えやすい前歯の治療にも使われています。

オールセラミックには金属が含まれていないため、内側の金属が透けて暗く見えることがありません。また、金属の溶出によって歯茎が変色する心配もなく、金属アレルギーがある方でも選択肢になります。

ただし、強い力が加わると欠けたり割れたりする可能性があります。特に歯ぎしりや食いしばりがある方は、歯に強い力がかかることがあるため、オールセラミックを使用できるか歯科医師に確認することが大切です。

ジルコニア

ジルコニアは、強度が高いセラミック材料です。噛むときに大きな力がかかりやすい奥歯の詰め物や被せ物にも使用されています。セラミック治療を検討する際、強度を重視したい場合に選択肢となる材料の一つです。

ジルコニアは白色の材料で、周囲の歯に合わせて色調を調整できます。従来のジルコニアは光を通しにくく、天然歯と比べると透明感を表現しにくい面がありました。現在では、光を通しやすく改良されたジルコニアも使用されており、より自然な見た目を目指せます。

一方、ジルコニアは非常に硬い材料です。表面が十分に滑らかに仕上げられていない場合、噛み合う天然歯がすり減る可能性があります。

e-max

e-maxは、二ケイ酸リチウムを使った歯科材料です。光を通しやすく、天然歯に近い透明感や色合いを表現しやすいため、周りの歯と調和した、自然な仕上がりが期待できます。また、見た目の美しさだけでなく、詰め物や被せ物に使用できる強度も備えています。

一方、非常に強い力が加わると、欠けたり割れたりする可能性があります。歯ぎしりや食いしばりがある方は歯に大きな力が加わることもあるため、噛み合わせや治療する歯の位置を確認したうえで、選択できるか判断します。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、プラスチック素材である歯科用レジンに、セラミックの細かな粒子を混ぜて作られた材料です。名前にセラミックと付いていますが、すべてがセラミックでできているわけではありません。

歯に近い白色に仕上げることができ、詰め物や被せ物などに使われています。また、セラミックだけで作られた材料と比べてやわらかさがあるため、噛み合う歯への負担を抑えやすいという利点があります。

一方、プラスチック素材を含んでいるため、長く使用していると飲食物などの影響で色が変わったり、噛むことで少しずつすり減ったりすることがあります。ハイブリッドセラミックを選ぶ際は、変色やすり減りの可能性についても理解しておくことが大切です。

セラミック治療のメリット

セラミック治療のメリットのイメージ

セラミック治療には、ほかの材料を使用した治療と比べてさまざまなメリットがあります。ここでは、代表的なメリットをご紹介します。

自然で美しい見た目を実現できる

セラミックは、天然歯に近い色や透明感を再現しやすい材料です。天然歯は真っ白な一色ではなく、歯の根元と先端で色の濃さが違ったり、光が当たると透けて見えたりします。セラミックでは、このような天然歯の見え方を考えながら色を調整できます。

また、周囲の歯の色に合わせて作ることができるため、治療した歯だけが目立つのを抑え、口元になじむ仕上がりを目指せます。特に、笑ったときや会話をするときに見えやすい前歯では、見た目を整えられることが大きなメリットです。

金属アレルギーのリスクがない

金属を使わないセラミックを選べば、治療した歯に金属が使われないため、そこから金属アレルギーが起こる心配はありません。

歯科治療で使われる金属は、唾液などの影響を受けて、ごくわずかな金属成分が溶け出すことがあります。溶け出した金属成分が体内に取り込まれると、人によってはアレルギー反応を起こすことがあります。

金属を使わないセラミックであれば、このような金属による影響を避けることができます。

歯茎への影響が少ない

金属を使った治療では、金属の細かな成分などが歯茎に入り込み、その部分が青黒く見えることがあります。これをメタルタトゥーといいます。金属を使わないセラミックであれば、こうした金属による歯茎の変色を避けられます。

また、歯茎が下がると、被せ物と歯の境目が見えることがあります。内側に金属を使った被せ物では、この部分が黒っぽく見える場合がありますが、金属を使わないセラミックなら金属が見える心配はありません。

汚れがつきにくく、清潔な状態を保ちやすい

セラミックは表面を滑らかに仕上げられるため、歯垢などの汚れが付きにくく、清潔な状態を保ちやすい材料です。また、歯科用レジンと比べて飲食物による着色や変色が起こりにくく、治療した部分の色を長く保ちやすいというメリットもあります。

セラミック治療のデメリット

セラミック治療のデメリットのイメージ

セラミック治療にはさまざまなメリットがある一方で、治療を受ける前に知っておきたいデメリットもあります。

費用が高くなることがある

セラミック治療は、使用する材料によって健康保険が適用されず、自由診療となる場合があります。自由診療では治療費を全額自分で支払うため、保険診療と比べて費用が高くなります。

費用はセラミックの種類や歯科医院によって異なるため、治療を受ける前に必要な費用を確認しておきましょう。

強い衝撃で割れる可能性がある

セラミックは丈夫な材料ですが、強い力が加わると欠けたり割れたりすることがあります。また、歯ぎしりや食いしばりがあると、寝ている間などに強い力が繰り返しかかり、セラミックへの負担が大きくなる場合があります。

セラミックの種類によって強度も異なるため、歯ぎしりや食いしばりがある方は治療前に歯科医師へ伝えておきましょう。

歯を削る必要がある

セラミックの詰め物や被せ物を装着するためには、歯を削って形を整える必要があります。セラミックが薄すぎると割れる原因になるため、必要な厚みを確保できるように歯を削ります。

どのくらい歯を削るかは、使用するセラミックの種類や治療する歯の状態などによって異なります。削った歯は元には戻らないため、治療前にどの程度削る必要があるのか説明を受け、納得したうえで治療を受けることが大切です。

まとめ

セラミック治療をして嬉しそうに鏡で確認する女性

セラミックには複数の種類があり、それぞれ見た目や強度などが異なります。そのため「白い歯にしたい」という理由だけで選ぶのではなく、それぞれの違いを知ることが大切です。

セラミック治療には、天然歯になじむ自然な見た目を目指せることや、金属を使わない種類を選べること、汚れが付きにくいことなどのメリットがあります。

一方で、自由診療では費用が高くなることや、強い力によって割れる可能性があること、治療のために歯を削る必要があることも理解しておきましょう。

どのセラミックを選ぶかは、治療する歯の位置や状態、噛む力、希望する見た目などによって変わります。セラミック治療を考えている方は、歯科医師に希望を伝え、お口の状態を確認してもらったうえで、自分に合った材料を選びましょう。

セラミック治療を検討されている方は、台東区根岸、JR「鶯谷」駅南口より徒歩3分、日比谷線「入谷」駅2番出口より徒歩3分にある歯医者「うぐいす歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は「歯を大切にするお手伝い」をモットーに、通いやすい・安心できる環境を提供できるよう努めています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や小児歯科、矯正治療、インプラント治療など、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、お電話でのご予約・お問い合わせも受け付けています。矯正無料相談会も実施しておりますので、ぜひご覧ください。

丸山 敏史

この記事の監修者

丸山 敏史

経歴
  • 昭和医科大学 卒業(2007年・第100回国家試験合格)
  • 昭和医科大学大学院 博士課程修了(補綴科所属・1年目は研修医として勤務)
  • 都内医療法人の分院長として勤務
  • 西糀谷歯科 勤務(4年間)
  • うぐいす歯科クリニック 開業(2014年)
所属機関
  • 日本インプラント学会
  • 日本補綴歯科学会
  • シン中心位 専門医取得
  • プレオルソ(小児矯正)導入医

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