医院ブログ
2026年09月05日

歯の矯正期間の目安!予定より長くかかるケースも

こんにちは。台東区根岸、JR「鶯谷」駅南口より徒歩3分、日比谷線「入谷」駅2番出口より徒歩3分にある歯医者「うぐいす歯科クリニック」です。

歯の矯正期間の目安を伝える歯科医師

「歯の矯正には何年かかるの?」「予定より治療期間が長くなることはある?」など、矯正期間について疑問を持つ方もいるでしょう。

歯の矯正に必要な期間は一律ではなく、歯並びや噛み合わせの状態、歯を移動させる距離、抜歯の有無などによって異なります。また、治療を始めたあとの装置の使用状況や通院状況、口腔内の状態によって、当初の治療計画より期間が延びる場合もあります。

そのため、矯正治療を検討する際は期間の目安だけでなく、治療期間を左右する要因まで把握しておくことが大切です。

この記事では、歯の矯正にかかる期間の目安を解説するとともに、治療が長引くケースや計画に沿って矯正を進めるためのポイントについても解説します。

歯の矯正にかかる期間の目安

歯の矯正期間のイメージ

ここでは、歯の矯正にかかる期間の目安について解説します。

全体矯正

全体矯正とは、前歯から奥歯まで歯列全体を動かし、歯並びや噛み合わせを整える治療です。歯を動かす期間は一般的に1年半~3年程度が目安ですが、歯並びの状態や歯を動かす距離、抜歯の有無などによって異なります。

矯正治療では、歯に力を加え、歯を支える骨の変化を利用して少しずつ歯を移動させます。そのため、動かす距離が大きい場合などは治療に時間がかかることがあります。

また、歯を動かしたあとには、歯並びを安定させる保定が必要です。保定期間中はリテーナーと呼ばれる保定装置を使用して後戻りを防ぎます。矯正期間を考える際は、歯を動かす期間に加えて保定期間があることも知っておきましょう。

部分矯正

部分矯正とは、前歯など気になる部分に範囲を絞って歯を動かす治療です。動かす歯や距離が限られている場合は、全体矯正より短い期間で治療を終えられることがあります。歯並びの状態によっては、半年〜1年程度で改善するケースもあります。

ただし、前歯だけを整えたい場合でも、部分矯正で対応できるとは限りません。奥歯の噛み合わせに問題がある場合などは、歯列全体を動かす治療が必要になることがあります。

部分矯正が可能かどうかは見た目だけでは判断できないため、検査を受けて歯並びや噛み合わせを確認してもらいましょう。

歯の矯正期間が予定より長くなるケース

抜歯をして歯の矯正期間が長くなるイメージ

治療期間はあくまで目安であり、必ずしも予定通りに終わるとは限りません。ここででは、予定より治療が長引く代表的なケースについて解説します。

歯並びの乱れが複雑なケース

歯並びや噛み合わせの状態によって、歯を動かす距離や方向は異なります。歯の重なりが大きい、上下の歯の噛み合わせを大きく調整する必要があるなど、複数の歯を広い範囲で移動させる場合は、その分だけ治療に時間が必要になることがあります。

また、歯の動く速さには個人差があります。治療開始前の検査をもとに治療計画を立てても、実際の歯の動きを確認しながら計画を調整する場合があるため、最初に示された治療期間はあくまで目安として考えておきましょう。

抜歯をした

歯をきれいに並べるスペースが足りない場合や、前歯の位置を大きく調整する必要がある場合などには、矯正治療の一環として抜歯を行うことがあります。

抜歯を伴う矯正では、できたスペースを利用して歯を移動させ、最終的に隙間を閉じていきます。そのため、歯を動かす距離が大きくなれば、治療に時間がかかる場合があるのです。

虫歯や歯周病になった

矯正治療中に虫歯や歯周病になった場合、症状によっては矯正治療を一時的に中断し、虫歯や歯周病の治療を優先することがあります。その間は歯を動かせないため、結果として矯正期間が予定より長くなる可能性があるのです。

特に歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨などの組織に影響が及ぶため、口腔内の状態を確認しながら矯正治療を進める必要があります。矯正期間への影響を抑えるためにも、治療中は虫歯や歯周病の予防に取り組むことが大切です。

装置の装着時間を守らなかった

マウスピース矯正では、歯科医師から指示された装置の装着時間を守ることが重要です。装着時間が不足すると、計画どおりに歯が動かず、治療の進行が遅れる可能性があります。

歯の動きが治療計画からずれると、使用するマウスピースが歯に合わなくなり、治療計画の見直しや装置の再作製が必要になる場合もあります。当初の予定より矯正期間が長くなる可能性があるため、自己判断で装着時間を短くせず、歯科医師から指示された時間を守ることが大切です。

装置を紛失・破損した

矯正装置の紛失や破損も、治療期間に影響する場合があります。マウスピース矯正で使用する装置を紛失・破損すると、新しい装置の準備が必要になることがあります。

また、ワイヤー矯正では、歯に取り付けたブラケットが外れたり、ワイヤーがずれたりすることがあります。装置に不具合がある状態では、歯に予定した力を加えられず、歯の移動が計画から遅れる可能性があります。

装置の紛失・破損や外れに気づいたら自己判断で対処せず、早めに歯科医院へ連絡しましょう。

定期的な通院を怠った

矯正治療では、決められた時期に歯科医院を受診し、歯の動きや噛み合わせ、装置の状態などを確認する必要があります。通院の間隔が予定より空くと、必要な装置の調整や治療の次の段階へ進むタイミングが遅れ、矯正期間が長くなる可能性があります。

また、定期的に受診していれば、装置に不具合がある場合や歯の動きが計画と異なる場合にも早い段階で確認できます。仕事や学校などの都合で予約日に受診できないときは、そのままにせず歯科医院へ連絡し、できるだけ早い日程に予約を変更しましょう。

計画どおりに歯の矯正を進めるためには

計画どおりに歯の矯正を進めるためのポイントを伝える歯科医師

矯正治療をスムーズに進めるためには、患者さま自身の協力も欠かせません。ここでは、矯正治療を計画どおりに進めるためのポイントを解説します。

装置の装着時間を守る

マウスピース矯正は、決められた時間きちんと装置をつけることで、少しずつ歯を動かしていく治療です。装置を外している時間が長い日が続くと、予定していたところまで歯が動かず、治療期間が延びることがあります。

特に気をつけたいのが、食事や歯磨きのあとのつけ忘れです。「あとでつけよう」と外したままにせず、歯磨きが終わったら装着するなど、毎日の生活のなかで習慣にすると忘れにくくなります。

マウスピースを交換するタイミングも自分で早めたり遅らせたりせず、歯科医師の指示に従いましょう。

装置を適切に保管する

マウスピース矯正では、食事や歯磨きの際に装置を取り外します。外した装置をティッシュやハンカチに包んで置いておくと、誤って捨てたり、紛失したりする原因になります。取り外したときは、専用のケースに入れて保管する習慣をつけましょう。

また、マウスピースは熱によって変形する可能性があるため、熱湯で洗ったり、高温になる場所に置いたりすることは避けてください。紛失や変形によって装置が使えなくなると、再作製などで治療の進行に影響する場合があります。

保管方法について歯科医院から指示を受けている場合は、その方法に従いましょう。

口腔内を清潔な状態に保つ

矯正中は、装置の周りや歯と歯の間まで意識して丁寧に磨き、口腔内を清潔に保ちましょう。ワイヤー矯正では、ブラケットやワイヤーの周囲に汚れが残りやすいため、歯ブラシだけで磨きにくい部分にはタフトブラシや歯間ブラシを使う方法があります。

マウスピース矯正では、食事のあとに歯を磨いてから装置をつけることが大切です。マウスピース自体も歯科医院で説明された方法でお手入れし、清潔に保ちましょう。

毎日の歯磨きだけでは落としきれない汚れもあるため、通院時に磨き残しがないか確認してもらうことも大切です。虫歯や歯周病を防ぐことは、矯正治療を計画に沿って進めることにもつながります。

定期的な通院を欠かさない

矯正治療を計画に沿って進めるためには、歯科医師から案内された時期に通院することが大切です。診察では、歯が予定どおり動いているか、噛み合わせに問題がないか、装置に不具合がないかなどを確認します。必要に応じてワイヤーの調整や、治療計画の確認も行います。

通院の間隔が大きく空くと、必要な調整を行う時期も遅れ、治療期間に影響する場合があります。予約日に受診できなくなったときは、そのまま期間を空けるのではなく、歯科医院へ連絡して次の受診日を相談しましょう。

装置に不具合があれば早めに歯科医院へ連絡する

矯正装置に不具合が起きたときは、次の予約日まで待たず、早めに歯科医院へ連絡しましょう。たとえば、ワイヤー矯正でブラケットが歯から外れた、ワイヤーがずれた、マウスピースが割れた・変形した、装着しても浮いてしまうといった状態です。

装置が正常に使えない状態が続くと、歯に予定していた力が加わらず、治療の進み方に影響することがあります。また、自分でワイヤーを切ったり、壊れた装置を無理につけたりすると、口の中を傷つける可能性があります。

不具合に気づいたら自己判断で直そうとせず、現在の状態を歯科医院へ伝え、対応方法について指示を受けてください。

まとめ

ワイヤー矯正を始めた笑顔の女性

歯の矯正にかかる期間は、治療する範囲や歯並び、噛み合わせ、歯を動かす距離などによって異なります。全体矯正では歯を動かす期間として1年半~3年程度が一般的な目安ですが、部分矯正では治療する範囲によって、より短い期間で終わる場合もあります。

また、虫歯や歯周病、装置の装着時間不足、装置の紛失・破損、通院間隔が空くことなどによって、予定より矯正期間が長くなる可能性があります。治療を計画に沿って進めるためには、装置を正しく使用・保管し、毎日の口腔ケアと定期的な通院を続けることが大切です。

実際にどのくらいの期間が必要になるかは、一人ひとりの口腔内の状態によって変わります。矯正を検討している方は、まず歯科医院で検査を受け、治療方法とあわせて期間の目安について確認しましょう。

矯正治療を検討されている方は、台東区根岸、JR「鶯谷」駅南口より徒歩3分、日比谷線「入谷」駅2番出口より徒歩3分にある歯医者「うぐいす歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は「歯を大切にするお手伝い」をモットーに、通いやすい・安心できる環境を提供できるよう努めています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や小児歯科、矯正治療、インプラント治療など、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、お電話でのご予約・お問い合わせも受け付けています。矯正無料相談会も実施しておりますので、ぜひご覧ください。

丸山 敏史

この記事の監修者

丸山 敏史

経歴
  • 昭和医科大学 卒業(2007年・第100回国家試験合格)
  • 昭和医科大学大学院 博士課程修了(補綴科所属・1年目は研修医として勤務)
  • 都内医療法人の分院長として勤務
  • 西糀谷歯科 勤務(4年間)
  • うぐいす歯科クリニック 開業(2014年)
所属機関
  • 日本インプラント学会
  • 日本補綴歯科学会
  • シン中心位 専門医取得
  • プレオルソ(小児矯正)導入医

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