医院ブログ
2026年07月25日

子どもの歯磨きはいつから?正しい磨き方と嫌がるときの対処法

こんにちは。台東区根岸、JR「鶯谷」駅南口より徒歩3分、日比谷線「入谷」駅2番出口より徒歩3分にある歯医者「うぐいす歯科クリニック」です。

笑顔で歯磨きをしている子ども

子どもの歯磨きは、いつから始めればよいのか、どのように行えばよいのか、疑問に思っている保護者の方も多いのではないでしょうか。子どもの歯磨き習慣を早くから身につけることは、虫歯予防や口腔内の健康維持にとって重要です。また、歯磨き習慣は、将来的な歯の健康にも大きく影響すると考えられています。

今回は、歯磨きを始める時期や方法、保護者による仕上げ磨きのやり方、そして歯磨きを嫌がるときにどう対処すればよいのかについて詳しく解説します。

子どもの歯磨きはいつから?

ガーゼで口内を清潔にしてもらう乳歯の生えていない赤ちゃん

子どもの歯磨きを始めるタイミングについて、意外と知られていないのが、歯が生える前からケアが必要だということです。生後6か月頃から少しずつ乳歯が生え始めますが、その前の段階でも口の中には細菌が存在しており、清潔に保つことが大切です。

歯が生え始めていないうちは、ガーゼを使ってやさしく口の中を拭くのがケアの第一歩となります。歯や歯ぐきをガーゼでやさしくなでることで、口腔内を清潔に保つとともに、将来の歯磨きに対する抵抗感を和らげる効果も期待できます。

その後、最初の1本の歯が見えたタイミングで、やわらかい毛の歯ブラシを使って本格的な歯磨きをスタートします。最初は1日1回、夜の寝る前を目安に行いましょう。夜間は唾液の分泌が少なくなり、虫歯の原因菌が増えやすくなるため、寝る前のケアは特に重要です。

口の中を触られることに慣れていない赤ちゃんにとって歯磨きは少し驚く経験かもしれませんが、やさしく声をかけたり、楽しい雰囲気を作ったりしながら進めることが大切です。

子どもの歯磨きの仕方

色々な種類の子ども用歯ブラシ

正しい方法で歯磨きを行えば、子どもは歯磨きを嫌がるどころか、スムーズに受け入れてくれる可能性があります。ここでは、子どもの歯磨きで気をつけたいポイントについて具体的に解説します。

年齢に合った歯ブラシを選ぶ

子どもの歯ブラシは、成長に応じて適切なサイズや形状のものを選ぶことが重要です。乳歯が数本の時期にはヘッドが小さく、毛がやわらかいタイプを選びましょう。柄の部分が持ちやすく、滑りにくい工夫がされているものは使いやすいです。

また、歯ブラシは1カ月程度で毛先が広がり始めるため、定期的に新しいものに交換することも忘れずに行いましょう。

歯磨きは優しく短時間で行う

子どもの歯磨きでは、優しく磨くことが大切です。力を入れすぎると、歯ぐきを傷つけたり、痛みを感じたりして歯磨きを嫌がる原因になります。

歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、やさしく小刻みに動かす程度で十分です。時間の目安としては、1回あたり3分程度を目安にしましょう。長時間の歯磨きは集中力が続かなくなり、子どもにとってストレスになることもあります。

短い時間でも、毎日丁寧に続けることが、子どもの口腔ケアにはとても大切です。

フッ素入り歯磨き剤の活用

フッ素には、歯の再石灰化を助け、虫歯の進行を防ぐ効果があります。子ども用のフッ素配合の歯磨き剤を使うことで、毎日のケアにプラスの効果が期待できます。

ただし、年齢によって適切な使用量が異なるため、使用量や頻度は守ることが大切です。

鏡を使って磨く習慣をつける

子どもが自分で歯を磨けるようになってきたら、鏡の前で歯磨きをする習慣をつけるとよいでしょう。鏡で自分の口の中を見ながら磨くことで、どこを磨いているかを意識しやすくなります。

視覚的な情報が加わることで、正しい歯磨きの感覚が身につきやすくなるだけではなく、楽しさや達成感も得やすくなります。無理に完璧を求めるのではなく、少しずつ自分で気づきながら進めていくことが大切です。

歯磨きを嫌がるときの対処法

歯磨きをされるのを嫌がって泣く子ども

歯磨きを嫌がる子どもに対応するには、無理強いせず、子どもの気持ちに寄り添った工夫が必要です。ここでは、歯磨きを嫌がる子どもへの対処法を具体的にご紹介します。

無理に押さえつけない

歯磨きを嫌がるとき、どうしても口を開けてほしいからといって、強い力で押さえつけてしまうことがあります。しかし、無理に押さえることで子どもは恐怖を感じるようになり、さらに歯磨きを嫌がる原因になります。また、身体を押さえることで逆に体が緊張し、磨きにくくなる可能性もあるでしょう。

歯磨きは毎日の習慣にする必要があるからこそ、信頼関係を損なわないことが大切です。特に、歯磨き嫌いが長引くと、将来的に虫歯や歯周病のリスクが高まる原因にもなります。

押さえつけず子どもの気持ちに寄り添いながら、少しずつ慣れさせていくことが大切です。

楽しい雰囲気を作る

子どもは楽しいことに夢中になりやすいものです。歯磨きの時間を明るく、楽しい雰囲気に変えることで、自然と前向きな気持ちになってくれます。

たとえば、お気に入りの歯磨きソングを流したり、歯磨きをテーマにした絵本やアニメを見せたりするのもよいでしょう。また、キャラクターがプリントされた歯ブラシやカラフルなコップなど、子どもが使いたくなるような道具を用意するのも効果的です。

笑顔で「ピカピカにしようね」「おくちのお掃除タイムだよ」といった肯定的な言葉をかけることで、子どもは安心して歯磨きに取り組めます。

お子さんに選んでもらう

「どの歯ブラシにする?」「先に上の歯から磨こうか?」など、小さな選択肢を用意してお子さんに選ばせることで、自分でやっているという感覚が芽生え、協力的な姿勢につながります。歯ブラシの色やキャラクターデザインなどを選ばせるのも効果的です。

また、歯磨きのタイミングを「お風呂の前と後、どっちがいい?」と聞くことで、状況を主体的に受け入れやすくなるかもしれません。

保護者の方がお手本を見せる

子どもは大人の行動をよく観察しています。そのため、まずは大人が笑顔で歯磨きをする姿を見せることで、子どもにとって歯磨きが自然な行動であると認識されやすくなります。

たとえば、鏡の前で一緒に並んで歯を磨く時間を作ると、子どもは真似をしながら自分の歯を磨こうとします。上手にできたときには「一緒にきれいにできたね」と声をかけることで、さらに意欲が高まります。

家庭のなかで歯磨きが当たり前の習慣であるという雰囲気を作ることが大切です。

小児歯科でのサポートを受ける

どうしても家庭での歯磨きがうまくいかない場合は、小児歯科を受診してみるのもよい方法です。小児歯科では、子どもの発達段階に合わせた歯磨きの指導や、歯に対する恐怖心をやわらげる対応を行ってくれます。また、専門的な視点から、家庭での歯磨きをどのように進めていくべきかアドバイスをもらうこともできます。

第三者が関わることで、子ども自身に新しい気づきや前向きな気持ちが生まれるケースもあるでしょう。

子どもの歯磨きをするときの注意点

母親に仕上げ磨きをしてもらう子ども

子どもの歯磨き中に気をつけたいポイントは、いくつかあります。以下の注意点を意識することで、より安全で効果的なケアができます。

長時間磨かない

丁寧に磨こうとするあまり、歯磨きに時間をかけすぎると、子どもは飽きたり苦痛に感じたりすることがあります。1回の歯磨きは2〜3分程度を目安にし、集中力が続くうちに終わらせるようにしましょう。

また、あまり時間が長いと、歯ぐきを傷つける原因にもなります。大切なのは、時間の長さよりも質です。短くても毎日欠かさず磨く習慣をつけることのほうが、虫歯予防には効果的です。

圧をかけすぎない

子どもの歯や歯ぐきはとてもやわらかく敏感です。強く磨きすぎると、歯ぐきを傷つけたり歯の表面を傷めたりすることがあります。歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ち、力を入れずにやさしく動かしましょう。

歯ブラシの毛先が広がるほど強く押しつけるのは避けるべきです。やさしく丁寧に磨くことで、子どもにとっても快適な歯磨きの時間となり、毎日続けやすくなります。

歯ブラシを清潔に保つ

歯ブラシは毎日使うものだからこそ、しっかり洗って、いつも清潔にしておくことが大切です。使い終わった歯ブラシは、水でよく洗い流して、毛の間に残った汚れや歯磨き粉をしっかり落としましょう。そのあと、毛先を上にしてコップに立てて乾かすと、空気にふれて自然に乾きやすくなります。

水の中にずっと浸したままにしたり、ふたでぴったりふさいだりすると、湿ったままになって細菌が増加しやすくなるため注意しましょう。また、歯ブラシの毛先が広がってきたら、換のサインです。目安としては1か月に1回を目安に、清潔なものに交換してあげてください。

必ず仕上げ磨きをする

小さなお子さんは、自分だけでしっかりと歯を磨くことが難しく、力加減や動かし方にもムラが出やすいものです。そのため、保護者による仕上げ磨きがとても大切になります。

特に、奥歯の溝や歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目などは汚れが残りやすく、虫歯の原因にもなりやすい場所です。仕上げ磨きは、毎日寝る前に行うのが理想です。子ども用の歯ブラシやヘッドが小さいものを使い、やさしく磨いてあげましょう。

子どもをひざの上に寝かせ、明るい場所で口の中をしっかり見ながら行うと、しっかり磨くことができます。

まとめ

シャボン玉で遊ぶ子ども

子どもの歯磨きは、乳歯が生え始めるころから、成長に合わせて進めていくことが大切です。年齢や発達段階に応じた方法や道具を選び、歯磨きを嫌がる場合は無理をせず楽しい雰囲気づくりや選択肢を与える工夫をすることで、前向きに取り組めるようになります。

また、強く磨きすぎない、歯ブラシの衛生管理を徹底する、仕上げ磨きを行うといった基本的な注意点を守ることが、虫歯予防には欠かせません。小さなうちからの丁寧なケアが、将来の歯の健康を支えます。

お子さまの歯磨きにお悩みの方は、台東区根岸、JR「鶯谷」駅南口より徒歩3分、日比谷線「入谷」駅2番出口より徒歩3分にある歯医者「うぐいす歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は「歯を大切にするお手伝い」をモットーに、通いやすい・安心できる環境を提供できるよう努めています。虫歯・歯周病治療だけでなく、予防歯科や小児歯科、矯正治療、インプラント治療など、さまざまな診療にあたっています。

当院のホームページはこちら、お電話でのご予約・お問い合わせも受け付けています。矯正無料相談会も実施しておりますので、ぜひご覧ください。

丸山 敏史

この記事の監修者

丸山 敏史

経歴
  • 昭和医科大学 卒業(2007年・第100回国家試験合格)
  • 昭和医科大学大学院 博士課程修了(補綴科所属・1年目は研修医として勤務)
  • 都内医療法人の分院長として勤務
  • 西糀谷歯科 勤務(4年間)
  • うぐいす歯科クリニック 開業(2014年)
所属機関
  • 日本インプラント学会
  • 日本補綴歯科学会
  • シン中心位 専門医取得
  • プレオルソ(小児矯正)導入医

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